スーパーボールすくいに挑戦する子どもたち
稲田公民館の新規事業「いなだ なつともクラブ」は1日に開かれ、子どもたちが輪投げやスーパーボールすくいなど縁日遊びを楽しんだ。
夏休み中に子どもたちが自宅で一人きりにならないよう、安全で安心できる居場所づくりの一環として初めて実施した。
地区内の保護者が今年3月に立ち上げたボランティア団体IPPO―IPPOの3人と、市社協のサマーボランティアに参加する高校生7人が協力した。
集まった小学生14人は夏休みのドリルなど課題を持ち寄り、前半は自主学習に取り組んだ。
高校生らは机を見回り、「わからないところがある?」など声をかけ、子どもたちの学習に力を貸した。
後半の縁日遊びはIPPO―IPPOのスタッフが企画したボール入れやスクイーズクジ、うまい棒つかみなど7つのコーナーを設け、密にならないよう班分けされた子どもたちが次々とゲームに挑戦した。
子どもたちは満面の笑顔を浮かべ、夏の思い出に楽しい1ページを加えていた。
なつともクラブは次回が4日に「読書」、5日に「モルック」をテーマに実施する。