悲恋物語を後世に 6日「鏡沼伝説にふれよう」

文化鏡石町

 放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの鏡石町鏡沼跡に伝わる同時代の悲恋物語を詩吟で伝える「第8回鏡沼伝説にふれよう」は、6日午前9時半から同所(かげ沼町)で開かれる。
 詩吟の希望会、あゆみ会、りんどう会の主催、阿武隈時報社などの後援。
 鏡沼を舞台にした悲恋物語の安積艮斎作の漢詩などを約20人が詩吟で披露し、松尾芭蕉の紀行文、和歌を奉納し、西光寺本堂でもお経を奉納する。
 鏡沼に伝わる悲恋物語は、当地に流刑死罪にあった夫を訪ねた妻が間に合わず、悲憤に暮れて鏡を胸に沼に入水したとされる。
 その時の鏡がいつまでも沼の底で照り輝いたと云われ、「鏡沼」と呼ばれるきっかけとなった。
 松尾芭蕉は「おくのほそ道」の途中で鏡沼に立ち寄り、「かげ沼というところを行くに今日は空曇りて物陰うつらず」の一文を記している。
 詩吟は約30分程度の現地披露を予定する。