主張発表と司会を担当した生徒たち
第19回須賀川市少年の主張大会は2日、市内全10中学校の代表3年生が出場してtetteで開かれ、最高賞の最優秀賞は関根かれんさん(須賀川三)の「知ることの大切さ」が輝いた。
優秀賞を受賞した芳賀絆生君(小塩江)、二瓶竜誠君(岩瀬)、稲田優絆さん(須賀川一)、角明日翔さん(稲田学園)と最優秀賞の関根さんは9月に南会津町御蔵入交流館で開かれる県大会出場候補者に推薦される。
市教委など主催。中学生が日頃考え感じていることを広く社会に向けて発表する機会を設けるとともに、希望を持って前向きに生きる生徒たちの姿勢を広く紹介し、市民が青少年への理解と認識を深め、健全育成を一層推進していくことが目的で、コロナ感染拡大のため入場制限など規模を縮小した。
大会の司会進行は、ジュニアボランティアの大槻彩乃さん(須賀川一2年)、相楽七海さん(須賀川二3年)小池汰嘉君(同)が務めた。
森合義衛教育長のあいさつに続いて、代表10人が発表し、家族やコロナ禍、地域イベント、部活動、不登校、性の多様性などそれぞれのテーマに沿って自論を訴え、会場を感動に包み込んだ。
主張発表と審査委員長の菅野哲哉須賀川一小校長の講評は、14日午後1時から午後2時半までウルトラFMで放送し、市ホームページでも同日以降に掲載予定している。
成績は次の通り(発表順)。
◇最優秀賞▽関根かれん(須賀川三)「知ることの大切さ」◇優秀賞▽芳賀絆生(小塩江)「長男の主張2022~芳賀絆生立志編」▽二瓶竜誠(岩瀬)「『自分』づくり」▽稲田優絆(須賀川一)「白い雲のように」▽角明日翔(稲田学園)「将来への歩み」◇優良賞▽鈴木優音(仁井田)「コロナ禍の中で思うこと」▽荒川怜耶(大東)「事件・事故に対する思い」▽室井辰哉(長沼)「祭りをとおしてつなぐバトン」▽石山晴華(須賀川二)「相手の立場に立って」▽藤田ななか(西袋)「多様性」