シャボン玉を飛ばして楽しむ参加者 「花氷」に興味を示す女の子
風流のはじめ館のこども和文化塾「夏休みこども俳句教室」は3日、小学1~3年生と未就学児ら14人が参加して開かれ、昔遊びを体験しながら俳句づくりを楽しんだ。
身近な自然の中で見るもの、感じるものを題材に、遊びを通して俳句の基礎に子どもたちが親しむきっかけをつくり、感受性と言語感覚の豊かな心の育成を目的に、桔槹吟社同人の江藤文子さん、深谷栄子さん、佐藤秀治さん、内山ケイさんを講師に迎えた。
午前中は1年生が俳句づくりの約束事などを、2、3年生は俳句の材料(季語)を見つけに屋外を吟行した。
昔遊びは風車や水鉄砲、シャボン玉などを体験し、敷地内に自生する季節の草花や氷漬けの花(季語・花氷)、すだれ、畳の間などを観察しながら、俳句を詠み色紙に清書した。シールや色鉛筆などでイラストを描いた作品もあった。
午後はそれぞれ詠んだ句を発表し合い、連想や発想力を使った言葉遊びも体験した。
4日は小学4年生以上約30人が参加、高学年向けの俳句教室を開いた。