怪獣「ヨロイガー」の動画撮影に挑戦する受講者たち
須賀川市特撮アーカイブセンター「すかがわ特撮塾」受講生と田口清隆監督は7日まで、ながぬまラボ(旧屋内ゲートボール場)で自作オリジナル怪獣「ヨロイガー」の動画撮影に挑戦した。来年1月の閉講式で初披露を予定している。
「特撮塾」は第二の円谷英二監督育成を目指し、市内在住の小中高生が怪獣着ぐるみやミニチュアの構想・製作、動画撮影・編集など特撮文化継承へ活動している。
活動はウルトラマンZなどでメガホンを取った田口清隆監督、メイキングディレクターの島崎淳さん、NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構の全面協力を得た。
動画撮影は屋外スタジオに、受講生らが手作りした10分の1スケールの市役所本庁舎、特撮アーカイブ所蔵のミニチュアなどを使い、田口監督とともに建物の配置、スマートフォンを使った撮影体験、怪獣着ぐるみ「ヨロイガー」も参加した迫力ある動画の取り方などを体験した。
また映像撮影現場で使う専門用語の説明もあり、それぞれのパートで塾生たちは目を輝かせながら、初めての特撮撮影に挑んでいた。