20日から「平澤敏雄展」 元須高美術教諭・美術部顧問 教え子らが恩返しで開催

イベント文化

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 須賀川高、白河高で長年美術教諭や美術部顧問を務めた元主体展会員の故平澤敏雄さんの油彩画など41点を展示する「2022平澤敏雄展」は20日から28日まで、白河市本町のマイタウン白河1階ギャラリーゾーン1~4で開かれる。入場無料。
 平澤さんは昭和6年白河市出身、同31年から47年まで須賀川高、平成4年に白河高で定年退職を迎え、昨年9月に享年89歳で死去した。
 教育活動に長年、力を注ぐ傍ら、亡くなる直前まで油彩画、水彩画、スケッチなどの制作活動を精力的に続けてきた。
 主に主体美術協会展、自由美術展、県総合美術展など多くの公募展、紀伊国屋画廊企画個展「風景について」(昭和54年・東京)をはじめ各地で個展を開いた。県総合美術展では4度審査員を務めた。
 昭和48年に主体展初出品した「けずられる台地から」は画業を代表する大作シリーズで、雄々しく無骨な山肌や岩壁を力強く100号のキャンバスに描き、どこか崇高で神々しさを感じさせる作品は5度の主体展佳作作家を受賞した。
 平澤さんは美術部顧問で指導した生徒たちからも親しまれ、須賀川高美術部OB「平澤会」が結成され、半世紀ほど恩師を囲んで新年会など定期的に酒宴を催して交流を深めてきた。
 今回の「2022展」は恩師への恩返しと文化振興貢献の想いも込めて、平澤会と須賀川高・白河高OBが中心になって実行委員会(内山秀夫代表)を組織し、白河市や白河高創立100周年記念事業実行委員会などの後援を得た。
 平澤さんは生前、出身地である白河市に多くの作品を寄贈しており、今回の「2022展」は市所蔵作品を中心に100~130号の大作、6号や20号などの小作など油彩・水彩・ボールペン画とバラエティに富んだ41点を展示する。
 開場は午前10時から午後6時まで、最終28日は午後2時まで。
 関連イベントとして、19日から27日まで須賀川市北山寺町のギャラリーマスガで「平澤敏雄回顧展」、19日から28日まで白河市二番町の藤田記念博物館で「平澤篤洋画展」が開かれる。

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