14日湯本中の思い出を語る会 懐かしの写真、在校生の活動紹介 YouTubeのライブ配信も


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 湯本中閉校記念事業実行委員会の「湯本中の思い出を語る会」は14日午前10時から同校で開かれ、卒業生の懐かしい写真スライドの上映や在校生2人による伝統の校歌披露などで、かけがえのない母校の思い出を分かち合う。会場に来られない人のため、YouTubeの同実行委員会チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCAVGYGDc4PGFLFsoZUJu2BA/featured)でライブ配信も試みる。
 同校は来年度で生徒数がゼロになり、その後も新入生が少ないため、今年度いっぱいで昭和22年から続く76年間の歴史に幕を下ろす。
 実行委員会は地元在住の卒業生や学校関係者らで組織し、同イベントや記念誌発行などを通じ、同校の歴史と思い出を共有することで後世につなぐ。
 今回の「思い出を語る会」では、在校生が昨年度、湯本小の児童と制作した映画の上映やアントレプレナーシップ(起業家精神)授業で開発している食品を紹介する。
 会場には各年代の写真パネルや卒業アルバムを展示し、校舎内や寄宿舎の見学もできる。
 なお湯本地域は同日、午後5時から古民家「千恵子邸」でペットボトル灯ろうの点灯、午後8時から盆花火を打ち上げる。