特撮アーカイブセンターのワークショップ「君も今日から特撮監督~水槽で雲をつくってみよう」は、9月3日午前10時から同所で開講し、市内在住の小学5・6年生と中学生10人程度の参加を募集する。
特撮ドラマや映画でよく見る、爆発時にこんもりと盛り上がる雲は、水槽と絵の具を使って再現するテクニックで撮影している。
講師にセンター開設前から市の特撮関連事業に関わってきた美術監督の三池敏夫さんを迎える。
三池さんは特撮研究所、NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構などに所属し、90年代から2000年代のゴジラシリーズ、平成ガメラシリーズ、ゼイラム、シン・ゴジラなど数々の特撮作品に携わってきた。
今回は水槽の水に絵の具が広がる様子で、火山から爆発した噴煙や空の雲を表現する撮影を学び、効果的に撮影する手法について楽しく学ぶ。
参加は市ホームページ「かんたん申請・申込システム」の応募フォーム(https://www.task-asp.net/cu/lar072079/pc/Lar00000/Lar00002.aspx)から24日まで受け付ける。定員を超えた場合は抽選し、26日に応募フォーム記載のアドレス宛に返信する。
参加者は各自持参したデジタルカメラやスマートフォンなどの撮影用カメラで、オリジナル特撮に挑戦する。
特撮アーカイブセンターは実際の撮影に使用した貴重なミニチュアやジオラマなどの関連資料が撮影終了後に廃棄されたり国外に流出される現状を受け、全国から1000点を超える資料を収集・保存・継承する目的で開設した。
第二の円谷監督創出を目的に、市内在住の小中高生が活動する「特撮塾」受講生も当日は午後から活動の一環でワークショップを受講する。