3地区の品質統一図る JA夢みなみ ナシ(幸水)の合同目揃え会

農業須賀川市

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    ナシの出荷規格を確認した合同目揃え会

 JA夢みなみはナシ(幸水)合同目揃え会を17日、あぐりフルーツ館(東部果実選果場)で開き、果樹連絡協議会、果樹部会、営農部などの役員や職員ら約30人が出席し、すかがわ、しらかわ、いしかわの3地区の品質統一を確認した。
 郷隆果樹連絡協議会長が「ナシの収穫が始まります。適期収穫によろしくお願いします」、八木喜孝営農経済担当常務理事が「降ヒョウ被害がありましたが、皆さんの努力で最小限にできたと思います。販売に力を入れます」とあいさつした。
 県南農林事務所農業振興普及部の芝祥太郎経営支援課副主査がナシの生育状況や収穫上の注意点など、JA全農福島郡山営農事務所園芸センターの長津太一さんは販売情勢を説明した。
 品種は幸水、豊水、南水、あきづき、新高などで、すかがわ地区が8万4000ケース、しらかわ地区が2万3000ケース、いしかわ地区が1万5500ケース、合わせて12万2500ケースを出荷する。
 各地区のナシのサンプルを手に取り、「特秀」「秀」「赤秀」の3階級やカラーチャート、最低重量、変形果、病害虫など出荷規格について確認し、品質の向上と統一を図った。
 すかがわ地区に限定した目揃え会は午後から同館で開いた。
 なお「幸水」の品評会は24日午前10時半から、きゅうりん館で開く。
 あぐりフルーツ館の選果期間は幸水が19日から9月6日、豊水が9月5日から30日、あかづきが9月20日から10月7日、南水が9月16日から30日の予定となる。