須賀川市は市のイメージや認知度向上、市民の愛着や誇りの醸成を目的に「すかがわ魅力創出補助金」助成団体を募集し、8団体の申請から4団体を採択した。
採択したのはすかがわの魅力を発信する会「須賀川産食材による収穫祭と松明あかしを観るツアー」、テダソチマ「長沼プロモーション動画制作」、そらいろのたね「ゆめのたねをみつけよう!~須賀川・夏休みこども職業体験」、須賀川青年会議所「すかがわの想い!魅力発信事業」。
補助金額は1事業につき上限50万円で、来年3月中に金額が確定する。プレゼン形式の成果報告会は来年4月以降を予定している。
採択事業概要は次の通り。
▽すかがわの魅力を発信する会「須賀川産食材による収穫祭と松明あかしを観るツアー」=①市内で収穫した農産物を材料とした収穫祭②松明あかしへ小松明での参加(今年度中止)③市内観光資源を紹介するツアー(円谷英二ミュージアムと風流のはじめ館)④はたけんぼでの研修と買い物▽テダソチマ「長沼プロモーション動画制作」=”訪れる人にも住む人にも魅力的な長沼”へ、長沼・岩瀬地域の過疎地域指定と同社の空き家バンク事業登録を受け、地元住民を巻き込んだ動画制作事業を展開。魅力を可視化して都市圏に対する長沼地域のPRと地元の魅力再発見を目指す▽そらいろのたね「ゆめのたねをみつけよう!~須賀川・夏休みこども職業体験」=①市内企業などでのこども職業体験を通して子どもたちが自分が住むまちの魅力を見つけ、体感し、職業感を育みながら地域への愛着も醸成する②職業体験受け入れ企業に新たな人と人とのつながりを生み出し、総合的な地域力を育む③体験終了後の子どもたちが将来の夢につなげるワークショップを開催し、体験を視覚的に表現する。須賀川と自分の未来を思い描き将来的な人口流出を防ぐ④SNS、フリーペーパー、こども情報誌、新聞社などを活用し、市内外に須賀川に根差した魅力やまち全体で子どもの健全育成に取り組む視点をアピールする▽須賀川青年会議所「すかがわの想い!魅力発信事業」=須賀川の魅力である豊かな自然や牡丹園、野菜や果物などの農作物栽培に着目し、作り手の想いがこもった本市の良さを感じてもらうため、これらの魅力をICTで市外に発信し、人とものの交流・経済的循環をさらに応援する