全国大会に出場する須賀川選抜の選手たち
第39回全日本少年軟式野球大会(通称・中学生の甲子園)に出場する須賀川選抜の5選手は18日、市役所で橋本克也市長に初の大舞台に対する意気込みなどを伝えた。
須賀川選抜は須賀川・岩瀬地区の中学校野球部から選出されたメンバーのチームで、今期で12期目となる。
鏡石中のグラウンドに昨年秋頃から週1回集まって練習し、チーム力を高めてきた。
初出場した今年7月の東北Aブロック予選で優勝し、全国進出を決めた。
報告は主将の薄井光悠君(須二3年、捕手)、三瓶諒人君(同、内野手)、新妻誠曜君(長沼3年、投手)、矢吹駿君(同、外野手)、大河原未来君(稲田学園9年、外野手)と、小山悟監督(長沼中野球部顧問)、魵澤和哉コーチ(須二中野球部外部コーチ)が訪れた。
薄井君は「東北大会で出しきれなかった自分の力を全国大会で発揮したい」、三瓶君は「東北大会では試合の流れを変えるバッティングができたので、全国でもそんなバッティングがしたい」、新妻君は「コントロールを武器にチームの勝利に貢献したい」、矢吹君は「中学最後の大会なので、楽しんでプレーしてきたい」、大河原君は「東北大会の時のように、全国大会でも大事な場面で1本打てるようにしたい」とそれぞれ力強く語った。
橋本市長は「東北大会では県大会のリベンジもできたので自信につながったと思う。ぜひ最高のパフォーマンスを発揮し、楽しくプレーしてきてもらいたい。素晴らしい活躍を祈っている」とエールを送った。
大会は22日から横浜スタジアムで開幕し、全国各地から集う16チームがトーナメント戦で競う。
須賀川選抜は23日午前10時から、春の全国大会で準優勝している強豪の名古屋ドジャースと対戦する。