新型コロナ感染状況が過去最悪に 対策の再点検と徹底を

医療須賀川市

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 全国・県内とも過去最多の新型コロナ感染者数を記録した19日、須賀川市内も陽性者数180人とかつてないほど感染状況が悪化している。25日から小中学校の2学期がスタートするが、改めて感染対策の再点検と徹底、陽性になった場合の備えなどが求められている。
 感染力が非常に強いオミクロン株(BA・5)の流行により、市内では8月に入って19日現在1311人と過去最多の陽性者数を更新している。
 これまで1日あたりの感染者数は今年7月28日の109人が過去最多で、その後は概ね50人以上90人未満で推移していた。
 しかし今月18日に103人と再び3桁に達し、19日には過去最多を大きく塗り替える180人となった。
 クラスターも8月は9件発生し、高齢者施設4件、医療機関3件、児童施設とスポーツ少年団各1件と相次いだ。
 市スポーツ少年団は①家庭で体調を確認し、少しでも症状があれば活動に参加しない②活動時は指導者・保護者双方で十分理解した上で参加する③遠征などの移動時は車内でのマスク着用や換気を行う④室内での活動は十分な換気を確保する―4点に協力を求める。
 県は12日に「県医療非常事態宣言」と「県感染拡大警報拡大版(BA・5対策強化宣言)」を発出し、対策の徹底を呼びかけている。
 もし感染した場合、重症化リスクが低く、軽症の場合は自宅での療養と健康観察で対応する。
 県新型コロナ検査キット配布センター(℡0120―941―546、午前9時から午後7時)では検査キットを無料配布しており、重症化リスクがある人以外は、医療機関の受診前にキットを活用するよう求めている。
 また県は感染急増に伴い、22日午前9時から「県陽性者登録センター」を設置する。自宅や薬局等での検査で陽性とわかった場合、Web上(QRコード参照)で申請し、自宅療養に移行できる体制を整える。
 これにより医療機関の診療体制がひっ迫した現状における重症化リスクが高い人への適切な受診体制の確保を目指す。
 対象は県内在住で小学生から65歳未満の軽症または無症状、基礎疾患など重症化リスク要因がない人、妊娠していない人。
 1日500件程度受け付け、医師による確定診断の後、申請結果を通知する。申請者は発生届を保健所に提出することになる。
 体調悪化時は県のフォローアップセンターが対応する。
 同センターの問い合わせはコールセンター(℡0120―670―050、午前9時から午後6時)まで。