仙台育英OBが感激振り返る 小林さん(みどり常務、須賀川リトルシニアコーチ)がスタンド観戦

スポーツ須賀川市

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    スタンドから後輩たちを応援した小林さん(右)

 平成4年春のセンバツでベンチ入りし甲子園出場した仙台育英OBの小林弘幸さん(47)=総合ギフト商社みどり常務取締役=は22日、母校が春夏通して東北勢初優勝した決勝戦を甲子園で観戦し、「ようやく優勝旗が白河の関を陸路で越えた。後輩たちを誇りに思う。試合を見た子どもたちが野球に興味を持つきっかけになるとうれしい」と喜びを語った。
 小学3年生から野球を始め、須賀川一中卒業後、野球推薦で仙台育英高へ。キャッチャーを務め、平成4年春のセンバツで甲子園の土を踏んだ。
 母校の甲子園出場試合を何度も応援してきたが、今回は事前に決まっていた19、20日の大阪出張に合わせて現地入りし、準決勝(聖光学院戦)が決まると同時に「仕事やっている場合じゃない」と甲子園観戦を決めた。
 東北出場校同士で地元代表との準決勝に複雑な想いもあったが、母校の勝利を信じて応援し「最後の3アウトまではらはらし通しだった」と振り返る。
 準決勝観戦前には家族に「(仙台育英が)勝ったら連泊する」と事前連絡し、21日は初優勝を比叡山延暦寺に祈願した。
 22日は全国から集った多くのOBたちと応援スタンドへ。下関国際とのテンポ良い試合展開に「1点入ったら試合が動く」と手に汗握りながらも母校の先制に勝利を確信。大差の初優勝に、OBみんなで抱き合い、スタンドが一体になって勝利の校歌を歌い上げた。
 「大人になってから優勝旗が白河の関を越える瞬間を見られるとは思わなかった。OBとして夢を叶えてくれた後輩たちを誇らしい思いでいっぱいです」。
 今年1月から須賀川リトルシニアのコーチを務め、「今大会の仙台育英や聖光学院の快進撃を見た子どもたちが野球の魅力を知り、プレーを楽しむきっかけになってくれればさらにうれしい」とも話す。