令和7年春の利用開始へ 須賀川駅東西連絡自由通路新設 関係者約50人が安全祈願

行政須賀川市

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    鍬入する橋本市長(右)たち
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    東西連絡自由通路西側入口イメージ図

 令和7年春の利用開始へまもなく関連工事が始まる東北本線須賀川駅東西連絡自由通路新設・駅舎改築安全祈願祭は26日、関係者ら約50人が参列して、現駅舎西側の建設予定地で行われた。国道4号線と駅西地区をつなぐ幹線道路など全工事完了は令和8年度を見込んでいる。
 同事業は令和元年の須賀川市と東日本旅客鉄道との協定締結で実質的なキックオフを切り、東西連絡自由通路、駅改札と新駅舎は通路2階に、循環道路、駅西広場、公園、ロータリーなどを整備する。
 事業主は市と東日本旅客鉄道、設計・監理者は東日本旅客鉄道東北建設プロジェクトマネジメントオフィス、JR東日本建築設計、施工者は鉄建建設。
 安全祈願祭は神事を須田智博神炊館神社禰宜が行い、斎鎌を有山信司JR東日本建築設計社長、斎鍬を橋本克也市長、三林宏幸東日本旅客鉄道仙台支社長、鬼柳雄一東北建設プロジェクトマネジメントオフィス所長、斎鋤を伊藤泰司鉄建建設社長が務め、関係者が玉串をささげて工事の安全を願った。
 橋本市長は駅周辺の再開発と深刻な渋滞解消を目的に同事業に着手する経緯を説明し、「地元とJR東日本の協力で須賀川の新たな玄関口として市民にさらに愛され、誇りに思える駅前地域として、さらに『選ばれるまち』になってくれるものと期待しています」とあいさつした。
 須賀川駅は明治20年7月に開設し135年の歴史を持つ。現在は1日あたり約3600人が利用している。
 東西自由連絡通路整備は現駅舎西側に東北本線をまたぐイメージで新設し、バリアフリーに対応して東西両側にエレベーターと上り用エスカレーターを設置する。
 駅の改札は連絡通路2階部分に配置し、ホーム用のエレベーターも上下線それぞれ配備し、既存の駅舎は市内観光情報発信拠点として再利用する。
 国道4号と駅西地区を結ぶ東西循環道路は、自由連絡通路など新設工事完了後の令和8年度の全線開通となる。
 駅西地区には新たな市の玄関口として、新公園整備や循環道路と接続したロータリーなどを新設する。
 西側通路出入り口に直面するソメイヨシノは同地区のシンボルツリーとして残し、整備工事に伴って、長寿命化と整備を目的に一部枝の伐採や下草刈りなどを計画している。