阿武隈川の水質など調査 阿武隈小5年生のESD環境学習

地域振興子ども須賀川市

  • 画像
    トレーに入れた水生生物を観察する子どもたち

 阿武隈小のESD環境学習「すかがわの川」は29日、5年生69人が江持橋の下で周辺の外来植物や阿武隈川に棲む水生生物など調べ、環境保全について考えた。
 須賀川市がすすめるESD環境教育推進事業の一環で、未来を担う子どもたちに持続可能な社会を自ら築くための知識や体験活動の場を提供する目的。
 ESDは「エデュケーション・フォー・サステイナブル・ディベロップメント」の頭文字からとったもので、「持続可能な開発のための教育」を意味する。
 市内で環境保全活動に取り組む「遊水会」の会員ら5人を講師に迎え、八木沼義信会長らが外来植物や川の水質などについて解説した。
 児童らが阿武隈川に入り、水生生物を捕らえる体験も予定していたが、前日までの雨で増水しており安全のため中止した。
 代わりに遊水会の会員が捕まえた水生生物を児童たちが観察、分類した。
 カワゲラやトビゲラ、ヘビトンボ、ドジョウ、ギギなど見慣れない川の生き物に子どもたちは大興奮の様子で、身近な場所にも様々な生命が活動していること、その環境を維持するために環境保全が重要な役割を果たすことなど学んだ。
 なお阿武隈川の水質はパックテストなども踏まえ、きれいであると判定した。
 市のESD環境学習は今年度、小学14校で「地球温暖化と省エネ」「なくそう!食品ロス」「森林保全の大切さを学ぼう!」「3Rについて学ぼう」「釜屋リサイクルセンター見学」「再エネ施設見学」をテーマに来年2月まで延べ20回実施している。