女子は西袋・男子は鏡石 ともに2連覇 岩瀬地区中体連駅伝大会

スポーツ天栄村教育鏡石町須賀川市

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    ベストを目指してスタートする女子チーム
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    逆境の中で優勝した鏡石中
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    連覇を喜ぶ西袋中

 中体連岩瀬支部駅伝競走大会は1日、鏡石町鳥見山陸上競技場と周辺コースで行われ、女子は西袋中、男子は鏡石中がともに2連覇を飾った。両チームは代表として10月4、5の両日、楢葉町総合グラウンドで行われる県大会でさらなる活躍を目指す。
 女子5区間12・2㌔に14チーム(うち2チームオープン参加)、男子6区間18・2㌔に17チーム(うち1チームオープン参加)が出場した。
 今年は3年ぶりに保護者の観戦も認め、密にならないよう観覧スタンドから拍手で我が子らに熱いエールを送る姿もみられた。
 コロナ禍3年目の大会で、昨年に続き開会式、閉会式は行わなかった。
 女子は午前9時半、男子は午前10時45分からスタートした。会場は女子のレース中は青空ものぞいていたが、男子の4区スタート頃からにわか雨が降り出すなど、悪天候のレースとなった。
 女子優勝の西袋中は1区から2位以下に100㍍以上の差を付ける圧倒的なレース展開をみせ、最後までその差を広げ続けた。また4区間で区間賞を取るなど、総合力で他チームを制した。
 キャプテンの小山柚瑞歩さん(3年)は「連覇は難しいと考え、緊張していましたが、練習で培ったあきらめない気持ちを発揮し、本番ではいつも通り走ることができ、昨年と同じメンバーで連覇できました。県大会では今回以上の力を出して、東北大会出場を目指したいです」と満面の笑顔を見せた。
 男子優勝の鏡石中は須賀川一中とのデッドヒートを制し、連覇をつかんだ。3区で須賀川一中にリードを許したが、キャプテンの増子陽太君(3年)が区間新記録の走りで逆転の上、リードを広げ、続く5区、6区がリードを保ってゴールした。
 増子君は「ケガや貧血などメンバーの故障もあった中でのレースでしたが、自分の全中優勝をきっかけにチームのモチベーションも上がってくれて、本番ではそれぞれが持っている力を出して走れました。チームのピークはもっと高いと思うので、県大会まで鍛え直し、全国大会を狙いたいです」とさらに上を目指す。
 大会成績は次の通り。
 ▽女子の部①西袋(安田蒼生、菅野結芽、小山柚瑞歩、村田怜、立石りお)②鏡石A③須賀川一④須賀川二A⑤須賀川三⑥須賀川二B▽男子の部①鏡石A(渡部陽稀、長尾虹汰、村上正義、吉田諒矢、増子陽太、橋本大樹、森尾将弘)②須賀川一A③西袋④須賀川一B⑤鏡石B⑥須賀川二A

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