松明あかしの準備進む 稲田学園はカヤ刈り作業

教育文化須賀川市

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    協力してカヤを集める生徒たち

 3年ぶりに「松明あかし」が従来に近い形で開かれることを受け、参加する学校や企業、団体は本松明製作を進めている。
 このうち稲田学園9年生約30人は8日、稲田学園松明づくり協力会の有馬秀明会長から松明あかしの歴史や作り方の概要などを教わり、10日に保土原地区でカヤ刈りを行った。
 同校は松明あかしの一般参加が見送られた昨年も伝統の継承を目的に5分の1サイズのミニ松明を製作したが、カヤ刈りから始める本格的な本松明作りは3年ぶりとなる。
 カヤ刈りは9年生、協力会のほか保護者やPTA役員らが参加した。またコロナ禍前と同様に日本工営社員らも加わり、同校の作業を手助けし、同社が作る本松明のためのカヤも集めた。
 総勢約100人での作業となったが、協力会が中心となり草刈り機でカヤを切り、生徒たちや社員らがそれらを集めてヒモで結わえた。
 晴天の下での作業で子どもたちは汗をかきながらも、仲間同士で協力し合って本松明製作の第一歩を無事に完了させた。
 児童生徒会長の佐藤瞬宇君は「学校として3年ぶりに松明あかしに参加できるので、とても楽しみにしていました。本松明作りを通じて、みんなの絆を強め完全燃焼したいです」と気合を入れる。
 カヤはその場に干して、10月1日に学園駐車場に搬入する。竹切り、竹運びの作業も行う。
 生徒たちは、10月29日に骨組み作りやカヤ詰めで本松明を完成させ、松明あかし前日の11月11日に出発式を行う予定である。