村長賞に選ばれた秋元君の作品 阿武隈時報社賞の松崎君の作品
天栄村と村教委の第11回小中学生発明工夫展の審査会は13日、文化の森てんえいで開かれ、最高賞の村長賞に秋元みつき君(大里小4年)の「かん分別君」、阿武隈時報社賞に松崎公亮君(牧本小6年)の「かさの水てきふきふきん」が選ばれた。
県発明協会、阿武隈時報社などの後援。
夏休みなどを利用して村内の小中学生が工夫を凝らし完成させた67点が寄せられ、特別賞7点、入選5点、佳作8点、努力賞8点が選ばれた。
秋元君は学校でごみの分別について学んだことをきっかけに、アルミ缶とスチール缶の重さの違いを利用し、空き缶を入れると自動的に分別される装置を作った。
松崎君は雨水に濡れた傘を拭き取るための布巾を作った。手のひらサイズで折りたたむことができ、携帯して持ち運べるよう工夫した。
子どもたちの作った作品は10月21日まで文化の森てんえいに展示している。
また11月5、6の両日に村体育館で開かれる文化祭にも並ぶ。
特別賞と入選の計12点は県発明展に推薦する。
入賞者は次の通り。
◇特別賞▽村長賞=秋元みつき(大里4年)▽教育長賞=佐藤吏貢(湯本5年)▽県発明協会長賞=森陽生(牧本1年)▽福島民報社賞=馬場吉純・黒澤陸・小針優大(合作、天栄中2年)▽福島民友新聞社賞=大須賀怜治(牧本5年)▽阿武隈時報社賞=松崎公亮(同6年)▽マメタイムス社賞=森愛茉(同3年)
◇入選=内山蓮斗(広戸5年)有馬雅記(同6年)関原幸絵(牧本3年)廣瀬佳之(同6年)瀬和もなみ(広戸6年)