eスポーツで多世代交流 高齢者と小学生がゲームで楽しむ 天栄村湯本

シニア天栄村子ども

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    子どもたちと「太鼓の達人」を楽しむ高齢者

 県と天栄村のeスポーツシニア向け体験・交流会は27日、農村交流施設「湯本古民家」(智恵子邸)で開かれ、高齢者12人と湯本小の全児童4人が太鼓のリズムゲームや車のレースゲームなどを楽しんだ。
 年齢や性別を問わず、幅広く楽しめるeスポーツの特性を活かしながら、高齢者の生きがいづくりや多世代交流を促進するため、初めて実施した。
 湯本支所の高齢者学級「湯本いきいきまなび大学」のメンバーが参加し、県eスポーツ推進協議会の中河西宏樹代表が「eスポーツについて」をテーマに講話したあと、遊び方を教わり、実際に子どもたちとゲームを楽しんだ。
 音楽に合わせて太鼓を叩く「太鼓の達人」が特に人気で、高齢者も夢中になってバチを打ち付けていた。
 そのほかパズルゲームの「ぷよぷよ」、レースゲームの「グランツーリスモ」などを楽しみ、「またこうして集まって遊びたい」と笑顔をみせた。
 村の担当者は「指を使った操作や音などの反応は脳を活性化させるため、認知症予防にも効果が期待できる。今後もこうした取り組みを試していきたい」と述べた。

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