佐久間産業と岩瀬農業高のコラボ ビタミンD豊富の「福壽卵」18日からプレ販売 キクラゲ廃棄部分をニワトリのエサに

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    「福壽きくらげ」と「福壽卵」
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    ニワトリにキクラゲ入りのエサを与える生徒

 鏡石町の自動車部品製造業・佐久間産業(佐久間信壽社長)アグリ課と岩瀬農業高養鶏専攻班のコラボレーションで生まれた特製の鶏卵「福壽卵」が18日から鏡石まちの駅かんかんてらすで販売開始する。同社が4年前から生産する「福壽きくらげ」の廃棄部分をエサに育てたニワトリ約150羽が産んだ卵で、通常よりビタミンDが豊富に含まれているという。
 佐久間一男アグリ課長、岩瀬農業高養鶏担当教諭、八木操駅長が12日、同社キクラゲ製造建屋で会見を開き、販売開始をPRした。
 「福壽きくらげ」は郡山以南の県中・県南エリアのスーパーマーケットや道の駅などで販売しており、ぷりぷりとした食感とビタミンDを中心とした高い栄養価で人気を得ている。
 これまでもキクラゲを育てた後に出る廃菌床を同校がぼかし肥料に加工するなど連携してきた。
 キクラゲを製造販売する中で硬く食用に向かない石突き部分は取り除き廃棄してきたが、SDGsの観点から有効利用を模索していた中で、乾燥破砕してニワトリのエサにと同校から提案があり、今年4月から学社連携で独自配合など試行錯誤を重ねた。
 ニワトリの世話は養鶏専攻班3年生7人が中心になって担い、同高産卵は元々栄養価も高く味も良いためかんかんてらすの人気商品だった。
 キクラゲを混ぜ込んだエサを食べたニワトリの卵は、郡山の食品検査会社の分析で、従来品よりビタミンDが3割多く、食物繊維も確認された。
 かんかんてらすではこれまで、毎週火・金曜日に岩瀬農業高卵を販売してきたが、福壽卵は18日から6個入り1パック200円(税込み)でプレ販売し、22日の「かんかんてらす収穫祭」以降に本格販売する。
 福壽卵はかんかんてらす限定商品で、岩農フレッシュショップなどでの販売は予定していない。
 販売開始を受けて、佐久間課長は「地元高校との連携で完成し、とてもうれしい。ビタミンDが豊富な卵を食べていただき、地元がどんどん健康で元気になってくれればと思います」と話している。
 問い合わせはかんかんてらす(℡ 0248-94-8110 )まで。