須賀川創英館高初の文化祭「翠陵祭」がスタート 同窓会が花火でエール

イベント教育文化須賀川市

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    花火にスマートフォンを向ける生徒たち
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    グラウンドから見上げた花火

 須賀川創英館高の初の文化祭「翠陵祭」は13日に始まり、初日は各クラスがステージ発表をして盛り上がった。同窓会は同日、夜空を焦がす花火を打ち上げ、青春をおう歌する後輩たちにエールを送った。
 「翠陵祭」は3年に1度の文化祭で統合後は初めての開催となる。メインテーマに「フォー・ザ・フューチャー」、サブテーマに「未来へ紡ぐ新たな挑戦」を掲げる。
 603人の生徒らは各クラスで作った折り紙を一つに組み合わせたモザイクアートを背景に、歌や劇、ダンスなどを披露した。音楽部も息の合った歌声や演奏でステージを盛り上げた。
 その後、15日の一般公開に向け、各クラスで準備を進めた。
 同窓会の花火を知らせる校内放送が流れ、伊藤平男会長が「初の文化祭が皆さんの思い出に残るよう、プライベート花火をプレゼントします。皆さんは計り知れない可能性を秘めた素晴らしい生徒です。夜空に咲く花火のように、自分の人生に花を咲かせてください。先輩である我々同窓生は、いつも全力で応援します。思い切り楽しんでください」と後輩たちにメッセージを伝えた。
 生徒らは校庭に移動し、翠ケ丘公園で打ち上がる3号玉15発とスターマイン1発に歓声を上げて喜び、スマートフォンを向けて思い出を残していた。
 1年生の男子生徒は「校内のステージ発表も終わり、この花火で気持ちをスッキリさせることができました。一般公開に向け、最後の準備を頑張りたいです」と目を輝かせた。
 15日の一般公開はコロナ禍を踏まえ、生徒1人につき2人まで招待できる制限を設ける。
 午前の部は9時半から、午後の部は0時半からテープカットセレモニーでスタートし、ステージでは歌やダンスの有志発表と音楽部の演奏、各クラスではお化け屋敷やフォトスポット、ゲームコーナーや文化部の展示などで来場者を楽しませる。

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