高校に期日前投票バス 須賀川市選管 初の試み、生徒らが1票

教育選挙須賀川市

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    バスの中で投票する生徒

 須賀川市選管の県知事選挙移動期日前投票所は19日から21日まで、市内高校3校や公民館・集会所を、投票設備を積んだバスで巡回し、若者や移動手段が不自由な高齢者等の投票を促している。
 投票の利便性と投票率向上を図るため、今回初めての試みで、特に高校での設置は若い世代が投票しやすい環境づくりの一環として実施した。
 初日は勢至堂集会所と須賀川創英館高、20日は大東公民館と清陵情報高に設置した。21日は大東公民館が午前9時半から午前11時半まで、須賀川桐陽高が午後3時半から午後5時まで(高校では生徒と教職員のみ投票可)。
 このうち須賀川創英館高では3年生214人のうち、選挙権を有する市内在住者が約80人おり、19日は約20人の3年生や教職員が投票した。
 生徒らはバスの中で入場券渡して投票用紙を受け取り、候補者名を記入して投票箱に投じた。
 初めて投票に参加した柳沼優花さん(3年)は「手続きがもっと大変だと想像していましたが、思ったよりスムーズにできて少し驚きました。学校で候補者の調べ方など教わっていたので、スマートフォンなど使って事前に教育に関する考え方など調べ、投票先を選びました。若者の投票率は低いそうですが、私は投票したほうが良いと思うので、高校卒業後も選挙に参加していきたいです」と述べた。
 室井宏市選管委員長は「選挙権が18歳に引き下げられたが、今後も選挙に参加してもらうため最初が肝心であるため、こうして学校に期日前投票所を設置した。これを契機に選挙や政治への関心を高めてもらいたい」と述べた。
 市選管ではこのほか、選挙パスポートやすかがわ選挙川柳・ポスターコンクールなど通じ、幅広い年代の投票率向上を図っている。

市内2カ所目の商業施設内投票所 ながぬまアスクに開設

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    投票所開設を依頼する室井委員長

 須賀川市選管は30日投開票の県知事選で、2カ所目の商業施設内投票所をながぬまショッピングパークアスクに開設する。
昨年10月の衆院選で市内初の商業施設内投票所をいちい須賀川東店(須賀川第三投票所)を開設し、投票率向上に貢献した。
市選管は近年の投票率向上につなげるために、有権者の利便性を上げ、日常生活から投票行動への導線をつくろうと2カ所目の商業施設投票所開設を検討してきた。
志茂・小中投票区内の同店から協力が得られ、従来の長沼中から投票所を移設する。
アスク投票所は午前7時から午後6時に開設(営業時間は午前9時半から午後8時)し、北側正面入り口から入り左手奥のスペースに設ける。
志茂・小中投票区の12日現在有権者数は566人(男262人、女304人)。市内全域の有権者数は6万3092人(男3万976人、女3万2116人)。
室井宏市選管委員長と担当職員は18日、アスクを訪れ遠藤吉光組合代表理事に協力を要請し、投票所開設に対して感謝を述べた。
室井委員長は「これまでも選挙パスポート発行やクイズなど市独自の取り組みを続けてきたが、さらに有権者の利便性向上につなげ、投票率向上を目指していきたい」と話した。
24日からは市コミュニティプラザ、長沼保健センター、岩瀬市民サービスセンターでも期日前投票を受け付ける。