生活環境功労・千坂勝春氏 健康福祉功労・溝井正男氏 健康福祉功労・畑岡邦久氏 産業功労・橋本正和氏 教育功労・石井文和氏
須賀川市最高の栄誉賞にあたる「令和4年度文化の日表彰」の受賞者は21日、定例記者会見で発表された。県交通教育専門員連絡協議会元会長の千坂勝春氏(84)=北横田=ら5人が受賞する。表彰式は11月2日午前11時から市役所で行われる。
文化の日表彰は地方自治や産業の振興、教育・文化の興隆、社会福祉の増進など各分野において永年にわたり尽力し、市勢の進展に功労のあった個人・団体を表彰し、その功績をたたえている。昭和29年から昨年度まで延べ411人、21団体を表彰している。
今年度の表彰者は生活環境功労に千坂氏、健康福祉功労に市社会福祉協議会元会長の溝井正男氏(76)=雨田=と、市民生児童委員協議会元会長の畑岡邦久氏(75)=八幡町=、産業功労に夢みなみ農業協同組合元組合長の橋本正和氏(73)=保土原=、教育功労に市スポーツ推進委員連絡協議会元委員長の石井文和氏(69)=大栗=の5人。
生活環境功労の千坂氏は平成19年から14年以上にわたり交通教育専門員を務めた。県交通教育専門員連絡協議会長、県南ブロック会長、須賀川支部会長を歴任し、地域の交通安全活動の推進に尽力した。
健康福祉功労の溝井氏は平成29年から2期4年間、市社会福祉協議会長を務めた。市老人福祉センター等運営協議会長、市民生委員推薦会委員長など歴任したほか、市情報公開及び個人情報保護審査会長も務め、市の社会福祉をはじめとする各分野の振興・発展に貢献した。
同じく畑岡氏は平成11年から20年以上にわたり、民生委員・児童委員として活動した。27年からは民生児童委員協議会長を務め、民生委員・児童委員のまとめ役として活躍した。市民生委員推薦会の委員も担い、社会福祉の増進に寄与した。
産業功労の橋本氏は平成24年に旧すかがわ岩瀬農業協同組合代表理事組合長に就任し、28年からはJA合併に伴い発足したJA夢みなみの初代代表理事組合長として、6年以上にわたり地域農業の発展に尽力した。またJAあぐりすかがわ岩瀬初代社長として「はたけんぼ」の創設・発展にも力を入れ、市の産業振興に貢献した。
教育功労の石井氏は昭和57年から40年以上にわたりスポーツ推進委員として市民スポーツの推進に寄与した。平成22年から12年間、市スポーツ推進委員連絡協議会委員長も務め、「ファミリーバドミントン大会」開催に取り組むなど活躍した。