CWAJ現代版画展招待 田善顕彰版画展で田善賞の4人が感激

子ども須賀川市

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    会場に展示された作品と受賞者4人

 第31回・32回田善顕彰版画展最高賞の田善賞を受賞した大槻桃子さん(県立ふたば未来学園中1年)、薄井梨咲さん(安積高2年)、片桐真煌君(須賀川一小5年)、細田一葉さん(西袋中2年)は22日、一般社団法人CWAJの招待を受けて、東京で開かれた第65回現代版画展を観覧した。
 CWAJは福島支援プロジェクトの一環で、田善賞受賞者とその保護者1人を交通費全額補助して現代版画展に招待している。
 例年は田善賞受賞者2人だが、コロナ禍で昨年度受賞者の招待ができなかったため、今年は4人を招待した。
 CWAJ現代版画展は1956年以来、日本の現代版画を国内外に紹介してきた国際的評価の高い公募展で、多彩なアーティストによる技法の版画作品を一堂に展示している。
 今年も専門家の審査を経て選ばれた公募作家の149作品(初出品38人)、招待作家57作品、今年と過去のヤングプリントメーカー賞受賞者14作品に加え、ロロ・ピアーナ女性アーティスト奨励賞受賞者1作品の計221点を展示した。
 第31・32回田善賞受賞4作品も展示され、多くの来場者から注目を集めた。
 田善版画展を主催する車田真一郎商工会議所青年部会長、堀江俊介副会長も同行し、受賞者4人に感想を聞いた。
 このうち片桐君は緊張しながらも「(作品は)学校で一番最初に出来上がったのでまさか賞をとるとは思ってもいなかった。(飾られている作品を見て)自分の作品のレベルはまだまだと思い、もっと頑張ろうと思いました」と話した。4人の声は後日、ウルトラFMでも放送する。