ウグイ、コイなど大量放流 伝統守るため6カ所に 阿武隈川漁協須賀川支部

天栄村文化鏡石町須賀川市

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    魚を放流する役員たち

 阿武隈川漁協須賀川支部は21日、管内の河川6カ所でウグイ300㌔、コイ400㌔、ウナギ5㌔を放流した。鈴木裕支部長は「組合員が高齢化し、減少する中、川で魚が泳ぐ姿を見せることで多くの人に漁協に興味を持ってもらい、地域の伝統としての漁業を次の世代につなげたい」と力を込める。
 阿武隈川での漁業は東京電力原発事故以来中止されていたが、検体採取など組合員の努力により昨年から漁が解禁された。
 しかし約10年の時間を経たことで組合員の高齢化が進み、新規加入者も途絶えていた。
 こうした状況を踏まえて大規模放流を実行し、釣り文化の維持を目指す。
 放流作業は役員6人が対応し、トラックから魚たちを川に放すと生き生きと泳ぐ姿がみられた。
 放流箇所は関下にウグイ100㌔、コイ50㌔、滑川にウグイ50㌔、コイ50㌔、横山橋付近にコイ100㌔、乙字ケ滝にコイ200㌔、隈戸川の出合にウグイ150㌔、川崎橋にウナギ5㌔。
 なお釣りを楽しむ場合は遊漁証、組合員証が必要になる。バスやブルーギル、チャネルキャットなどの外来魚も漁業権設定水面での釣りは認められず、漁場監視員の指示に従わない場合、警察に通報することもある。
 遊漁証や組合加入の問い合わせは釣仙郷(℡ 0248-94-6201)まで。不在の場合は留守番電話で対応する。