西間木常務から解説を受ける受講者たち
須賀川市スポーツ振興協会のアリーナスポーツ大学は25日、須賀川アリーナで開講し、約10人がトレーニング論を座学と実践で学び、「スポーツマイスター」に向け第一歩を踏み出した。
全8回の講座でバドミントンやボルダリング、ラージ卓球など幅広いスポーツの知識と経験を単位制で学び、スポーツリーダーを目指す。
初回はトレーニング論をテーマに取り上げた。
西間木正行常務理事は運動の目的について、あぶくま時報連載中の西間木恵理さんの火曜コラムを紹介しながら解説した。また「効果的な運動にはある程度の強度が必要」と述べ、一例としてウオーキングについて、歩幅や心拍数を目安にした適切な強度の考え方を教えた。
その後、同協会スポーツ指導員がトレーニング論を説明した。トレーニングには健康の保持増進と競技力向上の2種類の目的が考えられるが、原則として同じ負荷では現状維持しかできない。また鍛えた部位しか効果がなく、休めば元の状態に戻る。そのため目的意識を持ち、自分の体に合わせて計画的・継続的に実施することで効果が期待できる。
ひと通りの説明を受けた後、アリーナ内のトレーニングルームに移動し、ランニングバイクやエアロバイクなど機器の基本的な使い方や、より効果的なトレーニング法を教わり実践した。
次回は11月1日午後6時半から、市武道館で弓道に挑む。