須賀川公共職業安定所は管内の来春新規学校卒業者の9月末現在職業紹介状況を27日までにまとめた。求人倍率は1・78倍とここ数年で最も高くなっており、求人数が658人と昨年より131人増えるなど、若手を求める企業が大きく増えたことが要因として挙げられる。
就職内定率は72・4%で昨年より1・1ポイント減少したものの、好調に推移している。
同所管内の高校卒業予定者1257人(男694人、女563人)のうち、就職希望者は370人(男223人、女147人)。男女とも昨年より希望者が微増している。
県内就職希望者は85・1%(前年比4・2ポイント減)で、昨年より県外希望者が減ったが、平年並みの水準となった。
9月16日の選考開始から9月末現在、就職希望者のうち268人(男166人、女102人)が内定した。内定者の県内比率は83・2%(同4・9ポイント減)となった。
未内定者数は102人(男57人、女45人)で、就職希望先は県内が92人、県外が10人だった。