本番に向け歌声を磨く団員たち
須賀川混声合唱団の第14回ファミリーコンサートは13日午後1時半から市文化センターで4年ぶりに開かれる。団員たちは本番に向け、同館の練習室で歌声を磨いている。
同団は昭和22年10月に結成された県内屈指の歴史を持つ合唱団。
市文化センターの改修工事や新型コロナの影響により、コンサートは4年ぶりとなる。
現在は団員37人が指揮者の中山郁子さんの指導を受けながら繰り返し歌声を重ね、声の強弱や音程、全体のバランスなど整えている。
根元佐武郎理事長は「今回は『日本の四季』をテーマに開催します。コロナ禍が続いていますが、どんなに厳しい冬でも必ず春はやってくるという願いを込めた歌声で、地域に元気を与えたいです」と意気込む。
コンサートは4部構成で、第1部は「須賀川にエール~古関裕而メドレー」で栄冠は君に輝くなど5曲、2部は「ヴィヴァルディが見た日本の四季」で花など4曲、3部は「男声・女声の調べ」でそれぞれのパートが歌声を響かせる。最後の4部は「混声合唱組曲『風のうた』」で春夏秋冬の風を表現する。
入場料は500円(中学生以下無料)。チケットは各団員、音館、よしかつで販売している。