開店初日から多くの来場者でにぎわう店内
須賀川市とあおいが県内初のPark―PFI(公募設置管理制度)協定締結し、整備工事を進めている翠ケ丘公園憩いの広場に喫茶施設「Jadegreen cafe」が3日オープンし、市内外からの来店者が足を運び大いににぎわった。
開店記念で6日まで各日先着30人に記念品、13日まで利用者全員にワンドリンクサービス券をプレゼントする。営業時間は6日まで午前10時から、7日以降は午前7時からの通常営業時間に戻る。午後7時閉店。
店名は英語で翡翠を意味し、市の鳥の「カワセミ(翡翠)」や公園名の「翠」にちなんでおり、四季折々の風光明媚な自然にマッチするような茶色や緑色を基調にした外装とバリアフリーに対応した開放的な内装になっている。
午前10時の開店前から長蛇の列が出来上がり、ブレンドコーヒー(M400円)やカフェラテ(480円)、イチゴセーキ(720円)、ミルクセーキ(550円)、同店自慢の軽食はスコーン(プレーン280円、やまつ辻田の七味味330円)、マルゲリータピザ(1200円)、米粉チーズケーキ(300円)などが人気を集めた。
大人向けのソーセージやチーズ盛り合わせ、ビールやハウスワインなども提供する。午後2時以降はケーキセット(1200円)も販売する。
憩いの広場に面した正面部分にはテラス席を設置し、20日頃には完成。屋内外約80席利用でき、大人数の会合や宴席などにも対応できる。
将来的には園内のドッグランなどと連動して、ペットと一緒に過ごせるスペースの提供なども計画している。
開店初日に午前6時半ごろ来店して一番乗りした、西袋中3年の佐藤大介さんと吉田琉葵さんは、現在建設中の温浴施設に携わる佐藤さんの兄からオープンを聞いて足を運んだ。2人は、「先着で記念品がもらえると聞いて早めに来店しました。店内はおしゃれでこれからも通いたいと思います」と笑顔で取材に答えた。
あおいは市との連携協定で、憩いの広場やわんぱく広場などを含む園内約3㌶の維持管理を令和2年から20年間請負、cafeをはじめ老人憩いの家跡に来春オープンを目指し建設中の新しい温浴施設、日大工学部と連携して新池からくみ上げた水を利用したせせらぎ小川などを運営し、翠ケ丘公園から須賀川の新たな魅力を発信していく。