兼子さんら5人金賞 天栄米食味コンクール

天栄村農業

  • 画像
    コンクールの受賞者たち

 第15回天栄米食味コンクールは3日、健康保健センターへるすぴあで開かれ、兼子孝昭さんら5人の「ゆうだい21」や「コシヒカリ」が金賞を受賞した。金賞受賞者の米60㌔(1俵)は良食味米として村ブランド推進協議会が3万円で買い上げ、村内の全幼・小・中学校の給食で提供する。
 村、村ブランド化推進協議会の主催、阿武隈時報社など後援。
 良食味や安全性、生産環境等に対する消費者の関心の高まりつつある中、村で生産される「天栄米」の安全性及び良食味の向上を図ることなどが目的。
 今回から米・食味鑑定士協会の公認大会となり、注目度も高まった。村内の農家から85点の出品があり、1次審査は食味値と味度値を計測し、合計の上位15人が2次審査の官能試験に進んだ。
 審査員は米・食味鑑定士10人が務め、同一の条件で炊き上げた米の風味、ねばり、ツヤ、味などをじっくり確認した。
 添田勝幸村長は「今年は機械測定による点数も良く、米・食味分析鑑定コンクール総合部門の金賞も期待している。農業を取り巻く状況は大変厳しいが、ピンチをチャンスに変えるため、鑑定士協会公認大会となった本大会など通じてブランド化をさらに推し進め、選ばれる・買ってもらえる米づくりにつなげ、持続可能な地域づくりに結びつけたい」とあいさつした。
 米・食味鑑定士の芦垣裕審査員は「天候条件が難しい中でこの出来をそろえられたのは素晴らしい。全般的に美味しい米だった。今後、より天候に左右されない栽培方法など追求し、さらに美味しい米を作っていってもらいたい」と講評した。
 なおコンクールに出品された米は、同時に第24回米・食味分析鑑定コンクール国際大会にも出品されている。
 今年は12月2、3の両日、長野県の小諸市文化センターで実施する。「天栄米」は3年ぶり11回目の総合部門金賞受賞を目指す
 成績は次の通り。
 ▽金賞=兼子孝昭、鈴木源吉、吉成邦市、小沼孝雄、黒澤一男
 ▽優秀賞=綱藤清晴、石井拓、石井透公、猪越喜久雄、内山耕一、内山正勝、大須賀正夫、小針良広、髙﨑由之、斑目義雄