いよいよ明日、松明あかし 須賀川三中など各校で3年ぶりの出発式

教育文化須賀川市

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    松明あかしの成功へ想いを燃やす生徒たち

 須賀川三中の本松明出発式は11日、全校生が参加して3年ぶりに行われ、成功に向けた熱い想いを一つにした。
 地域の伝統行事「松明あかし」への参加を通して郷土理解を推進し、仲間と協力して1本の本松明を作ることで達成感を味わうため、毎年3年生が行事に参加し、出発式で後輩たちに見送られることが同校の伝統として継承されてきた。
 しかし、新型コロナの影響で昨年まで松明あかし自体の規模縮小により参加できなかったため、現在の生徒たちにとっては初めての行事参加であり、出発式となった。
 3年生92人は9月から骨組み、畳表縫いなどを進め、地域住民がカヤ刈りや運搬などをサポートした。10月4日に畳表を巻き、カヤを詰め仕上げた。
 また出発式前に横断幕、提灯、校旗などの飾り付けを行った。
 出発式では岡部昭彦校長があいさつし、西澤里紗生徒会長、會田龍応援団長が伝統行事への参加の思いを述べ、校歌や応援歌を受け運び出された。
 なお同日は須賀川一中、稲田学園、須賀川創英館高などでも出発式を行い、12日の本番へ気持ちを高めた。