早寝・早起き・朝ご飯運動の推進を確認
鏡石町地域学校保健委員会の「心身共に健康な子どもたちの育成をめざして」は9日、町内学校関係者たち25人が出席して鏡石二小で開かれた。
早寝・早起き・朝ご飯運動を通して、子どもたちが健全な毎日を過ごせるよう取り組んでおり、6月に実施したアンケート結果などをもとに意見交換した。
町内の子どもたちは概ね98%が朝食を食べてから登園・登校し「とても良い状況にある」ことが分かったが、朝食に野菜のおかずや汁物を食べている割合は小学校で41・9%と県平均(56・5%)を大きく下回った。幼稚園と中学校は県平均を上回った。
昼食以外(給食など)に誰かと食事をした回数が0回(孤食)の子どもの割合は、小学校が5・8%と県平均(2・6%)を上回る結果が得られた。
また全国平均と比較して肥満のこどもの割合が高く、6人に1人の割合で肥満がみられ、一日の運動時間が60分以内の小学生が5割を超えた。中学3年生の部活動引退後、体を動かさない割合が増えていることも分かった。
安齋博嗣委員長があいさつし、遠藤菜央町健康環境課副主任管理栄養士と各校栄養・養護教諭、学校医たち4人が子どもたちの健康課題などについて問題提起した。
出席者でグループに分かれ、町内の早寝・早起き・朝ご飯運動を推進するために何ができるか意見交換した。