11日から「税を考える週間」 14日に納税・租税教育関係表彰 須賀川税務署

須賀川市

 須賀川税務署は「税を考える週間」(11~17日)に合わせて、14日午後2時からグランシア須賀川で納税表彰と租税教育関係表彰を行う。
 国税庁は日頃から国民各層や納税者に租税の意義、役割や税務行政の現状についてより深く理解し、自発的かつ適正に納税義務を履行してもらうため、年間を通して納税意識の向上に向けて様々な取り組みを実施している。
 特に毎年11日から17日までの期間を「税を考える週間」として、様々な広報広聴施策を行うとともに、税務行政に対する意見や要望を寄せてもらう機会としている。
 今年の週間は「これからの社会に向かって」をテーマに、日常生活と税の関わりをより深く理解してもらい、納税意識の向上を図るため、全国各地の租税関連団体が様々な取り組みを展開する。
 このうち須賀川税務署は、多年にわたり率先して申告納税制度の普及発展に努め、納税道義の高揚に顕著な功績をあげた個人に「納税表彰」を、次代を担う将来の納税者となる児童生徒たちに租税の意義や役割を正しく理解してもらうために開講する租税教育の推進に特に功績のあった学校や関係団体などをたたえる「租税教育推進校等表彰」を行う。
 今年度の「納税表彰」は、岩瀬管内広域青色申告会監事の千代隆さん(58)=須賀川市=と県法人会連合会女性部会連絡協議会長の飛木博子さん(72)=同=を表彰する。
 また「租税教育推進校等表彰」は仙台国税局長表彰を須賀川法人会、須賀川税務署長表彰を玉川一小に贈る。
 今年度も時代を担う小中学生と高校生に、学校教育で学習したことや自分自身の経験・体験などを通じて、税について考えたことを作文や標語の形で発表し、税について関心を一層深めてもらうため、税に関する作品募集を実施している。
 国税庁主催の税に関する高校生の作文コンクールは18日に清陵情報高、24日に須賀川創英館高で表彰する。中学校は日程未定。
 同署管内の作品応募状況は29小学校3005点、8中学校284点、4高校433点。
 入賞者は次の通り(小学生の「税の標語」入賞者は14日以降に発表)。
 ◇税に関する高校生の作文(国税庁主催)
 ▽須賀川税務署長賞=石井晴音(須賀川創英館1年)渡邉葵(同)有賀きらり(須賀川桐陽1年)白石菫(清陵情報3年)
 ▽須賀川地区税務関係団体協議会長賞=緑河煌(清陵情報3年)増子和華(須賀川創英館1年)

◇中学生の「税についての作文」(全国納税貯蓄組合連合会・国税庁主催)
 ▽須賀川税務署長賞=橋本智成(須賀川一3年)武田優那(須賀川二1年)
 ▽須賀川法人会会長賞=池島怜奈(須賀川二1年)
 ▽東北税理士会須賀川支部支部長賞=石澤果怜(須賀川二3年)

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