3年ぶり小松明行列 八幡山衍義しめやかに

文化須賀川市

  • 画像
    山頂まで続いた小松明行列

 松明あかしの前夜祭にあたる八幡町町内会主催の「八幡山衍義」は11日、岩瀬八幡神社(八幡山山頂)で法要を行った。地元子ども育成会や消防団の協力で、3年ぶりに小松明行列が復活し、入り口から山頂まで炎の列ができる幻想的な光景が見られた。
 430余年前に二階堂家と伊達家との古戦場の一つで、両軍の犠牲者の魂を鎮めるために町内会主催で毎年実施している。
 コロナ禍で過去2年間は山頂の法要のみしめやかに継続してきたが、今年は感染防止策を図り、規模を縮小して小松明行列を再開した。
 八幡山入り口で小松明に点火した親子らは、規則的に鳴り響く太鼓と鐘の音に誘導されるように、延焼に気を配りながら慎重に山頂を目指し、ゆらゆらと揺れる炎の列が山頂まで続いた。
 法要は読経に合わせて町内会役員や子どもたちが焼香し、激戦の犠牲者らを思い静かに手を合わせた。