表彰を受ける医療従事者
須賀川公衆衛生協会の功労者表彰式は17日、グランシア須賀川で開かれ、地域の公衆衛生に貢献した受賞者8人をたたえたほか、公衆衛生において国・県から表彰された3人の受賞披露を行い、衛生思想のさらなる普及・向上へ機運を高めた。
吉田大二会長が優良医療従事者に表彰状を手渡したほか、日本公衆衛生協会長表彰、県知事感謝状、県公衆衛生協会長表彰の受賞を披露した。
吉田会長は「新型コロナの流行が始まって3年、その間の戦いで我々も様々なことを学習してきた。ワクチン接種が進み、重症患者も減少し、経済を元に戻そうという動きが強まる中、感染の第8波に入ろうとしている。一人ひとりの感染防止意識が今まで以上に求められる。そのため社会の安心感を醸成する医療体制の充実が求められ、医療従事者一人ひとりの日々の活動が重要となる。社会の根底を支える大事な役割を自覚し、今後も業務に励んでいただきたい」とあいさつした。
笹原賢司県中保健福祉事務所長らが祝辞を述べた。
受賞者は次の通り。
◇須賀川公衆衛生協会長表彰
▽優良医療従事者=鈴木孝子(公立岩瀬病院)紺野孝之(同)滝田富美子(国分内科クリニック)吉田緑(印南歯科医院)斎藤尚子(須賀川薬剤師会)大島涼平(今泉須賀川医院)伊藤美由紀(池田記念病院)伊藤実(同)
【受賞披露】
◇日本公衆衛生協会長表彰
▽公衆衛生事業者功労者=阪本健一(須賀川歯科医師会)
◇県知事感謝状
▽公衆衛生事業功労者=細井正彦(須賀川薬剤師会)
◇県公衆衛生協会長表彰
▽公衆衛生事業功労者=菊地一樹(三柏工業)