須賀川農業普及所は第10回農業普及活動高度化全国研究大会で全国職員協議会長賞を受賞した。県代表が同大会で入賞するのは初めて。
同大会は普及指導員が農業者に寄り添いながら実施した創意工夫に富む普及指導活動について、地域農業の課題解決、農政課題の推進など顕著な成果を挙げた事例を、研究討議し普及交換・情報発信することを目的に、全国47事例から選抜された8事例が審査され、優秀な活動事例を表彰している。
須賀川農業普及所は、須賀川市や岩瀬地区のキュウリ主要産地を守るため、管内の市町村やJA夢みなみと連携し、新規就農者の支援や育成に重点的に取り組んでいる。ベテラン農家の技術を紹介し、研修会を開くなどの活動内容を発表した。
大橋金光所長は「今回の受賞は所を上げて担い手育成に取り組む活動や研修内容の充実を高く評価していただいた。これまでの普及活動の成果に職員一同うれしく思っています。今後も地域農業の発展に精進してまいります」とコメントした。