全国大会で活躍する児童・生徒たち
全国大会などで活躍する須賀川市内の小中学生の報告会は28日、市役所で開かれ、4校の代表児童・生徒10人が受賞の感想やこれからの意気込みなど橋本克也市長に語った。
稲田学園音楽部、西袋一小合奏部、須賀川一小マーチングバンド部、西袋中3年の大石悠叶さんと各校の校長、担当教員が出席した。
稲田学園音楽部は永山ゆあ部長、小檜山芽衣副部長、小山唯愛副部長の3人が10月のtbcこども音楽コンクール東北大会中学校重奏の部で最優秀賞に選ばれ全国大会出場を決めたほか、日本学校合奏コンクール全国大会ソロ&アンサンブルコンテストで金賞を受賞した。また16人編成で同大会銀賞、日本管楽合奏コンテスト全国大会は優秀賞・ブレーン賞に選ばれた。3人と高久空響新部長が報告に訪れ、永山さんは「7年生の部員が多く、最初は練習で苦戦したが、実力を伸ばして結果が出せた」と述べた。
西袋一小合奏部はtbcこども音楽コンクール東北大会の小学校合奏第2の部で最優秀賞に輝き、全国大会に出場する。報告者の相樂桃花部長、横田亜実副部長、西牧浬緒奈副部長のうち相樂部長は「東北大会では全国を目指す気持ちが演奏に表れた。全国は1位を狙いたい」と語った。
2校が出場する同コンクールは音源審査で、結果は来年1月に発表される。
須賀川一小マーチングバンド部は今月行われたマーチングバンド・バトントワーリング東北大会で金賞に輝き、12月10日の全国大会出場を決めた。吉田司部長、畠山蕗羽副部長が訪れ、吉田部長は「保護者や応援してくださった人への感謝の気持ちで本番に臨みたい」と力を込めた。
西袋中の大石さんは第62回国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテストで文部科学大臣賞に選ばれた。生徒会長として取り組んだSDGsについての作文であり、大石さんは「取り組みとして改善の余地はあるが、後輩たちがより良い形で続けてくれることを期待している」と述べた。
橋本市長は「コロナ禍で大変な状況の中で活躍する皆さんの光り輝く未来に期待しています」とエールを送った。