市民協働推進部を新年度に新設 公民館はコミュニティセンターに名称変更

行政須賀川市

 須賀川市は12月議会に、部設置条例一部改正案を提出する。橋本克也市長は28日の定例会見で提出理由を説明し、市民交流センターを改変し市民協働推進部を新設するなどして安定した市民サービス提供を目指す考えを示した。
 同推進部新設のほかに、企画政策課内にDX推進を目的とした情報政策課、文化振興課内に特撮文化推進係を新設する。
 合わせて関連条例を新設し、市内全8公民館をコミュニティセンターに名称変更し、各地の自治・防災活動を推進し、地域ならではの取り組みや講座などは必要に応じて同推進部で集約・継続していく。事業の合同実施やオンライン講座の開設なども視野に入れていく。
 一方で各公民館が地域の実情に合わせて開講してきた講座などは次年度以降も継続して地域コミュニティ形成に役立てる。
 来年4月から5カ年の市最上位計画「第9次総合計画―まちづくりビジョン2023」がスタートするにあたり、「次の10年」を見据えた政策課題に的確に対応するとともに、各種施策を効果的かつ効率的に推進していく。