句碑の説明を聞く参加者たち
須賀川市のNPO法人チャチャチャ21のまちなかツアー「道山草太郎ゆかりの地をめぐる」は26日、歴史愛好家たち22人が参加して市内に点在する句碑などを訪ね、没後50年を記念して草太郎の功績や人柄に思いをはせた。
7月で創刊100年を迎えた、全国的にも伝統ある俳誌「桔槹」創刊に深く携わり、桔槹吟社創立に尽力した“三太郎”の一人として、須賀川俳壇の継承・隆盛に大きく貢献した。
風流のはじめ館でも没後50年に合わせて回顧展を開き、関連資料を多数展示した。
ツアー参加者たちは安田きよこさんや孫のはるかさんらの案内で、神炊館神社の句碑や墓所、艸たろ記念館、時雨塚、向山荘(山辺別荘)などを訪ねた。
向山荘の持ち主だった元市文団連会長の山辺與夫さんは今も歌いつがれ、制作に弊社も深く携わった「須賀川市歌」に関わった文化人で庭には道山壮山たちの句碑が遺される。