相澤晃選手に長沼産「福、笑い」寄贈

スポーツ須賀川市

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    相澤選手に「福、笑い」を贈り激励

 旧長沼町出身で東京2020五輪1万㍍代表の相澤晃選手(旭化成)を応援する市民有志団体「相澤晃応援団」(赤羽隆団長・長沼商工会長)は25日、東京の駒沢オリンピック公園で、相澤選手と旭化成に長沼産新米「福、笑い」を贈った。昨年に続いて2度目。
 相澤選手は長沼小・長沼中出身。男子1万㍍日本記録(27分18秒75)保持者。東洋大4年時に大学三大駅伝全てで区間新記録を樹立。今年は日本選手権を2連覇したが、ケガに苦しむシーズンとなった。9月には藤沼湖自然公園で、自身の名前を冠した駅伝競走・ロードレース大会が行われた。
 今後の目標についてマガジン誌「駅伝王国ふくしま2023」のインタビューに対して、マラソン2時間3分台の壁を超えるために、トラック(1万㍍)でスピードを磨き、「2年後のパリ五輪で8位入賞を達成したい。それから次のロサンゼルス五輪マラソンで偉大な円谷(幸吉)さんのようにメダルを獲ることを目指しています」と答えている。
 贈呈式で赤羽団長は「長沼のおいしいお米を食べて、来年1月1日のニューイヤー駅伝、さらにはパリオリンピックの出場に向けて頑張ってほしい」と激励した。
 相澤選手は「今年は目標を達成できず苦しいシーズンだったが、長沼のお米で何とか乗り切ることができた。来年以降、世界陸上とオリンピックに出場できるよう頑張りたいので、応援よろしくお願いします」と答えた。
 なお贈呈式の様子は1日に長沼地域全戸に回覧板などで配布するほか、10日の「サタフク」(福島テレビ)のいまどきマーケット内で放送する。