須賀川市中心市街地にある空間や施設を活かした新しいまちづくりを考えるワークショップ「まちをよむ、まちをあそぶ。」は17日と来年1月21日、tetteルームで開かれる。9日まで中学生を除く15歳以上約20人の参加を募集している。
東日本大震災からまもなく12年を迎える須賀川市は復旧・復興の過程で、新庁舎やtette、風流のはじめ館などをオープンし、官民協働で翠ケ丘公園のカフェオープンと来春の新温浴施設整備、JRとともに令和7年供用開始予定の須賀川駅西地区整備事業など、目に見える形でまちに変化が生まれている。
市はこの好機を逃さず、tetteをはじめとした公共施設をどう使っていけば全ての人がワクワクできる須賀川になるかなど参加者と意識共有し、「まちをより遊びつくす」ためのアイデアを出し合うワークショップを企画した。
ワークショップで出されたアイデアは、第3期中心市街地活性化基本計画策定の基礎となる。
17日午前9時半から午後0時半の約3時間で、参加者がそれぞれ持つ「まちのイメージ」を共有し、実際にまち歩き(フィールドワーク)する。
1月21日は午後1時半から午後4時まで、初回で得たイメージをもとに、「まちをより遊び尽くす」ためのアイデアを出し合う。
参加申し込みは申し込みフォーム(チラシのQRコード参照)、メール(syoukou@city.sukagawa.fukushima.jp)、FAX( 0248-72-9845 )で受け付ける。
市は平成26年度から中心市街地活性化基本計画を策定し、行政と民間が協力しながらまちづくりに取り組んできた。
現在の第2期計画が来年度で期間満了となるため、令和6年度以降に取り組む第3期改革を策定するための基礎づくりのため、市とtetteが連携してワークショップを実施する。
2日間の活動で、参加者が持つイメージの共有を行い、第1期・第2期計画に基づいて整備されたこれまでの公共施設、これからできる施設を活用し、自分たちには何ができるか、どう使っていけばまちが楽しくなるかを話し合う。