松川さんの講演を真剣に聞く子どもたち
須賀川アカデミックバスケットボールクラブ(鈴木利弘代表)のメンバーと保護者約100人は11日、医療従事者と協力して市民スポーツ会館周辺のゴミ拾いプロジェクトを実施した。
コロナ対策などに健闘する医療従事者とともに活動することで、仕事に理解を深め感謝を感じる目的で約2時間かけて会館周辺と仲の町エリアのゴミを拾い歩いた。
活動終了後は須賀川出身の片麻痺起業家松川力也さんの講演会を開いた。
松川さんは中学3年で脳疾患を患い今も左半身にマヒが残る。パラスポーツで国体出場など活躍し、現在は一般社団法人tsunagari代表なども務め、就労支援事業所を立ち上げた。
障がいを強みに変えること、いつも夢と希望を追いかけることの大切さを紹介し、たとえくじけたとしてもその経験を次に生かすことが大事だと強く訴えた。
また自身の経験をもとに、まわりに感謝することとその気持ちを伝えることも忘れてはいけないと呼びかけた。