「春」に向け参加店募集 雛の笑顔に会えるまち 2月17日から

文化須賀川市

 須賀川市内にひと足早い春を届けるすかがわ商店街「雛(ひヽな)の笑顔に会えるまち」は、来年2月17日から3月3日まで15日間開かれる。実行委員会は今年も参加店を募集している。
 同イベントは日本の伝統行事や風習を地域再生の鍵としながら、まちとしての集客力を高めるため、店舗内またはショーウインドウに雛飾りやモモの花などを展示して来客を笑顔と共におもてなしする。
 今回で19回を数え、須賀川は江戸時代の宿場町で商人のまちとしても栄えた歴史ある商店と新しい意欲とともに新しい風を吹き込む新店とが盛り上げるまちなかを中心に、各店が大事に伝えてきた雛飾りと工夫を凝らした飾り付けなどが毎回話題を呼んでいる。
 今年も商工会議所女性会手作りのつるし飾り展や市立博物館「雛人形展」と連携を図りながら、抽選で参加店で利用できる商品券があたるスタンプラリー、「あなたが選ぶお気に入りの展示店コンテスト」などでまちなか回遊を促し、にぎわい創出を目指す。
 スタンプラリーは展示5店を巡りスタンプを集め、3月13日に実行委員会の公開抽選会で当選者を決定する。商品券は1等1万円5本、2等5000円15本、3等3000円20本があたる。
 お気に入り展示店コンテストは、集計で投票数が多かった順に3店を推奨店として実行委員会から「推奨店」立て札を贈る。
 須賀川俳句文化の継承とアピールを目的に、ひな祭りを季題とした俳句コンテストも行う。
 期間中は市内菓子・飲食店に協力を求め、イベント連動のオリジナルお雛さまメニューやサービスを提供する。
 イベント開催に向けた第1回実行委員会は12日、商工会館で開かれた。委員長の箭内良彦須賀川中央商店街振興組合理事長があいさつし、実施計画や作業スケジュールなどを確認した。

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