本番に向け歌声を合わせる部員たち
須賀川創英館・須賀川桐陽・清陵情報・岩瀬農業の高校4校合唱部による第4回IWASEジョイントコンサートは25日午後4時半から、市文化センターで開かれ、今回は須賀川二中が賛助出演し、計5校が学校の垣根を越えたハーモニーを響かせる。
少子化に伴い各校の部員数が減る中、協力し合い地域住民に日頃の活動成果を披露し、一緒に歌い楽しんでもらいたいと令和元年から始まった。
今回は約60人の大編成による迫力の歌声も見どころの一つとなる。
部員たちは各校で練習を積み重ねてきたほか、10月から毎月1、2回程度、合同練習で調和を磨いてきた。
17日は須賀川創英館高に高校4校の部員が集まり、曲の入りや声後の強弱など調整し、完成度をより高めた。
清陵情報高の斉藤慶洋部長(2年)は「本校からは引退した3年生、OBを含めて7人が出演します。普段少人数なので、大人数で歌えることが楽しいです。それぞれの学校の良さや、合同での響きを楽しんでほしいです」と意気込む。
須賀川桐陽高の伊藤夢杏部長(同)は「いつもは女声のみなので、男声の響きが新鮮で、他校の先生からのアドバイスも勉強になっています。当日はポップス曲も歌うので、ぜひ会場の皆さんと一緒に盛り上がりたいです」と語った。
コンサートでは各校ごとに校歌と自由曲を披露するほか、「無音が聴こえる」「夜明けから日暮れまで」などで歌声を一つにする。
入場は無料で当日整理券も配布する。
問い合わせは岩瀬農業高合唱部(℡ 0248-62-3145 )まで。