行方不明者発見で感謝状 西間木夫妻と鏡石町消防団に

警察鏡石町須賀川市

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    感謝状を受けた西間木夫妻と添田団長 

 今月10日に行方不明の70代男性を発見保護した須賀川市の西間木利三さん(61)・江里子さん(58)夫妻と、鏡石町消防団に対する感謝状贈呈式は19日、須賀川署で行われ、赤松正広署長が功績をたたえた。
 男性は同日午後2時頃から行方がわからなくなった。午後7時半頃に消防団に協力を要請したところ、1時間後には約40人が集まり、区域ごとに分かれて男性を探した。
 一方で、西間木夫妻は江里子さんの実家がある長沼から自宅に車で帰宅中、鏡石町深内町の路上で疲れたようにうずくまる薄着の男性を発見した。一度は通り過ぎたものの、普段人通りのない場所に1人でいる姿から、「ラジオなどで聞く行方不明者かもしれない」と思い、少し離れた場所に駐車し、車内に江里子さんを残して利三さんが男性に「どうしたの」と声をかけた。
 男性は県外まで送ってくれと頼むばかりで意思疎通ができないため、110番通報したところ、「動かないように待っていてほしい」と指示され、利三さんは歩こうとする男性を引き止めた。
 江里子さんは近くに見えた消防団の車両を誘導し、男性はその車両で冷えた体を温め、無事に保護された。
 西間木夫妻は「寒い日だったので、発見できて良かったとホッとしています。今後も万が一、同じような場面に出くわしたら、少しでも助けになりたい」と笑顔を見せた。
 的確な捜索と発見後の保護を担った添田孝利団長は「無事に見つけられてよかった。これからもしっかりと団の体制を維持し、協力していきたい」と述べた。