イベントのチラシ
福島空港の開港30周年記念特別企画「ニューイヤーコンサート」は来年1月8日午後2時から、ターミナルビル2階国内線出発ロビーで開かれ、東京フィルハーモニー交響楽団の第1バイオリンでコンサートマスターの三浦章宏さん、福島市出身のチェロ奏者高麗正史さんらが弦楽四重奏を披露し、記念すべき年の幕開けを飾る。
福島空港利用促進協議会の主催。空港は平成5年3月20日、地域住民の絶大な支援と協力のもと開港し、来年で30周年となる。これまでもプレイベントとして片道5000円を贈る乗り継ぎキャンペーンなど実施してきたが、コンサートを皮切りに県民が再び空港に目を向けるような様々な事業を計画している。
同施設内でのニューイヤーコンサートは15年ぶりで、東京フィルの弦楽四重奏公演も県内では9年ぶりと貴重な機会となる。
三浦さんと高麗さんのほかには、第2バイオリン主席奏者の藤村政芳さん、ヴィオラ主席奏者の須藤三千代さんと、いずれも国内屈指の実力を持つ音楽家が集う。
演奏する曲目はモーツァルトの「ディヴェルティメントK・136より第1楽章」、パッヘルベルの「カノン」、J・シュトラウスⅠ世の「ラデツキー行進曲」など新春にふさわしい明るさを備え、多くの人の耳に馴染んだ名曲の数々を予定している。
公演時間は約45分で、入場は無料。
座席には限りがあり、先着順となる。来場者は約200人までを想定しているが、当日の混雑具合によっては入場制限をする場合がある。
問い合わせは空港内の県観光交流局空港交流課(℡ 0247-57-1266 )まで。
なお空港では来年1月7日から20日まで刑務所作業製品展示即売会を予定しており、コンサート開催日も会期中にあたる。