100年残る江花バイパスの橋名板 長沼小・中学生が揮ごう レプリカ贈呈

子ども須賀川市

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    橋名板を揮ごうした長沼小児童
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    橋名板を揮ごうした長沼中生徒

 27日午後2時から全線開通する国道294号江花バイパスの橋名板に揮ごうした長沼小・長沼中児童生徒へのレプリカ贈呈式は21日、両校で行われ、宗像誠也県中建設事務所長が児童生徒9人にブロンズ製レプリカを記念に贈った。
 国道294号は県南地方と会津地方を結ぶ重要路線だが、以前から道路が狭く大型車とのすれ違いが非常に困難だった。今回の整備完了で約3・8㌔の全区間が開通し、道幅も8㍍に広がり利用者の利便性が向上した。
 児童生徒はバイパス区間の馬尾橋、やまゆり橋、紫陽花橋に設置する橋名板を揮ごうした。
 宗像所長は国道294号が豊臣秀吉の奥州仕置きや戊辰戦争などで使われた歴史ある重要路線だと説明し、「今回の整備工事で100年は利用できると確信し、皆さんの橋名板も100年残ってくれると思う。それを誇りに思って成長してくれるとうれしいです」とあいさつした。
 小林珠月さん(長沼中3年)は「自分の字がこのような形で残るのは初めてなので、参加できてとてもよかったです」と話した。
 揮ごう者は次の通り。
 ▽長沼小=野口衣愛(4年)浅野志帆(5年)佐藤莉子、松本亜里紗、鈴木美月、上杉杏佳(6年)▽長沼中=吉田康晃(2年)小林珠月、松本茉那美(3年)