2月1日から実証実験 仁井田地域でデマンドタクシー 須賀川市と伊藤忠テクノソリューションズが連携協定

交通行政須賀川市

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 須賀川市と伊藤忠テクノソリューションズ(柘植一郎社長・以下CTC)は予約制の乗合タクシーと経路検索システムを組み合わせたオンデマンド交通MaaSの実証実験「仁井田地域デマンドタクシー」を来年2月1日から4月28日まで運行する。連携協定締結式が23日に市役所で行われた。
 市はこれまで循環バスや乗合タクシーなど様々な交通弱者支援を実施してきたが、さらに地域の特性に即した持続可能な交通サービスの社会実装に向けて、ICTを活用した新たな交通手法の実証実験を始める。
 オンデマンド交通対象エリアは仁井田地域の一部エリア(仁井田、舘ケ岡、季の郷、向陽町)と地域外の土橋、北向、はたけんぼのバス停付近まで運行する。土橋はバス3路線との連結、北向はフレスポが近くにあるため。
 運行時間は土日・祝日を除く午前8時半から午後5時半。予約はアプリとLINEは終日、電話は平日午前8時は午後5時まで受け付ける。
 運賃はエリア内・土橋バス停付近は200円、北向・はたけんぼ付近は500円。就学前児童は保護者同伴で無料になる。
 オンデマンド交通は運行エリア内居住者(要利用者登録)、経路案内アプリMaaSはだれでも利用できる。
 デマンドタクシーの運行主体はマルイチ牡丹タクシーで最大同時2台運行する。
 最大の魅力は運行エリア内であれば自由に乗り降り場所を設定できる自由度で、利用者からの予約状況に応じてAIが最適経路を随時更新し運行する。
 受け付けは1月18日から始まり、利用直前から2週間先の予約(往復同時可)ができる。仁井田エリア内に回覧するほか、市広報などでも情報発信していく。
 連携協定締結式で橋本克也市長は「10年先を見据えた令和5年度から始まる第9次総合計画の重点施策の一つDXによるまちづくりを掲げており、今回のAIを活用したデマンドタクシー実証実験は時宜を得た取り組みであり、公共交通の活性化と地域住民の交通利便性向上に寄与できると期待しています」とあいさつし、久保田さえ子CTC未来技術研究所長が「市の地域特性にあった5年、10年先の持続可能な地域公共交通のあり方の糸口を見つけ出したいと思います」と述べた。