初春の通常点検を受ける団員たち
須賀川市消防団の出初式は4日、団員や女性消防隊員たち約330人が出動して須賀川アリーナで行われ、市民の生命と財産を守る職務遂行への誓いと予防消防の徹底に向けて気持ちを新たにした。
初めに基幹分団が第12分団から第13分団に交代し、団旗登壇、国歌斉唱などに続いて、橋本克也市長と善方明夫団長が訓示を述べた。
橋本市長は「昨年もコロナ対策に配慮しながら、市民の安全安心を確保するため活動いただき心から敬意を表します。常日頃から最前線で活動する皆さんが、地域における消防防災のリーダーとして大きな役割を果たしていることに感謝します。市では団員の処遇改善について、年額報酬と出動報酬を4月から引き上げる条例改正案を市議会で可決いただきました。今後も消防団の活動しやすい環境整備に努めてまいります」とした。
善方団長は「規律厳正にして威風堂々とした団員各位の雄姿を市民の皆さんに示すことが、予防消防や減災に対する意識高揚につながるものと確信しております。団員各位の常日頃の活動に改めて感謝します。引き続きの皆さんのご理解とご協力をお願いします」と述べた。
通常点検、無火災斑表彰、消防団員就労事業所感謝状贈呈に続いて、来賓の玄葉光一郎代議士、五十嵐伸市議会議長、渡辺康平県議らが祝辞を述べた。
表彰・感謝状受賞者は次の通り。
◇無火災斑
▽第1分団=第1班、第2班
▽第2分団=第2班
▽第4分団=下宿班
▽第6分団=下江持班、下小山田班
▽第10分団=横田班
▽第11分団=下江花班
▽第12分団=守屋班、滝班
◇団員就労事業所感謝状=東京工装(池谷諭一社長)須賀川信用金庫(加藤敏彦理事長)東北旭紙業(小林裕明社長)