湯本中生徒のアントレ商品 ふるさと納税返礼品化へ 今春閉校後も地域に残す

天栄村教育観光

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    村の支援で完成したパッケージ

 天栄村は今年度で閉校する湯本中の生徒たちがアントレプレナーシップ学習で開発したクッキーとパンについて、「閉校後も地域に残したい」と願う生徒たちの思いのもと、ふるさと納税の返礼品化を目指している。
 同校は昭和22年に開校し、1752人の卒業生を輩出した。今年度の生徒数は3年生2人のみで、来年度の入学予定者はなく、今後も0~2人ほどで推移するとの見込みもあり、有識者会議や保護者、地域との協議により今年度での閉校が決まった。
 最後の生徒となる佐藤瑛太さんと星葵さんは昨年度からアントレプレナーシップ学習の一環で、地域の食材を活かした商品開発に取り組み、今年度は「NEWヤーコンクッキー」「天菜クッキー」「天菜二岐山パン」の3つを村内の生産者、事業者の協力で完成させた。
 道の駅や地区文化祭、てんえい市などで販売し、来場者からも好評を得た。
 村は商品パッケージや専用ののぼりなど製作し、2人の取り組みを支援してきた。
 新たに同商品をふるさと納税の返礼品にすることで、湯本中の伝統を引き継ぐ2人の思いを地域に残せるよう取り組む。
 その一環として23日午前10時35分から同校にふるさと納税事業のスペシャリストであるインサイト(本社・札幌市)の地域ソリューション部の中村英敏さんを招き、特別授業を実施する。